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治療の流れ
当院で実施している「ＣＴシミュレーションシステム＋ステント」によるインプラント治療の場合、従来の治療方法とは異なる内容を含む段階を踏む場合があります。そこで、ここに当院での治療の一例をご紹介します。
患者さまの歯とあごの骨のＣＴ検査を行い、状態を精密にチェック。ここで手術に関するすべてをシミュレート（模擬実験）して情報を得る。
１のＣＴデータをもとに、院長と技工士がどんなプロビジョナル（正式な入れ歯などができるまでの仮歯）をつくっておけばいいか事前に打ち合わせして、患者さんに相談。
仮歯をつけた状態で再度CT検査を行ない完璧なインプラント挿入位置を調整する。
その後、仮歯とインプラント埋入時用のステントなどを発注。
出来上がってきたステントを使用して、インプラント埋め込み手術を行う。そのインプラントに仮歯を装着。
仮歯状態で、２〜３カ月（ケースによってはさらに長期間）、普通に過ごして慣らしていく。仮歯のまま過ごすことで、自然に骨に振動を与えてインプラントのまわりの骨を強化するとともに、かみ合わせのチェックなど、治療全般の確認ができる。
咬み合わせ形態に問題がなければ、いよいよ仮歯の代わりに正式な歯をインプラントに装着。
その後も、定期的に検診、およびクリーニングなどのメンテナンスを行い、もし不具合があれば改善処置を行う。
